家族が医療関係の仕事に就いており、母が社会福祉士として働いていました。こういった背景もあり、自ずと社会福祉士の道に進んでいました。
就職先を探すにあたり、JA茨城県厚生連の病院を3カ所見学しました。その際はどの病院でも丁寧に案内してくださり、生き生きと働いている先輩方の姿を見かけ、こういった先輩の元で働ければと思い、土浦協同病院に就職しました。
入職してからは右も左も分からない状態でしたが、一人一人にバイザーがついているので、すぐに相談ができました。たとえ戸惑うことがあっても、“ひとりではない”という安心感をもって、患者様と向き合うことができました。また、教育のラダーもあって、段階を踏んでケースを担当させてくれる点も魅力と感じています。
社会福祉士の仕事に求められる知識は幅広く、福祉の制度やサービスだけでなく、医学的な知識も求められます。患者さんの体の状態をしっかりと理解し、退院後の生活を考えていく中で、様々なサービス、サポート制度を上手く繋ぎ合わせないといけません。急性期病院という当院の役割を理解しつつ、患者さんの気持ちやご家族の気持ちにも寄り添い、安心して生活できる環境を考えていかなければいけないので、難しいところは沢山あります。しかし、だからこそ患者さんのニーズに合った支援が出来た時や、患者さんから感謝の電話があったときなどは、本当にこの仕事をやっていて良かったなと、やりがいを感じます。
今後も社会福祉士に求められる知識を深めていき、先輩方に追いつけ追い越せの気持ちで、支援ができるよう勉強していきたいと思います。
