部活動での怪我が多く、実際にリハビリテーションを受けた事もあり、理学療法士という存在は知っていました。ある時、身近な人が病気になってしまい、自分に医療の知識があれば状況が少しでも良い方向に変わったかもしれないという出来事があり、そういった経験から医療を提供する側に立ちたいと思うようになりました。
水戸協同病院に入職しようと思ったのは、総合病院であれば幅広く多くの疾患を経験、担当できると思ったからです。そしてなによりの決め手はリハビリテーション室が広くて明るい事です。窓も大きく、太陽の光が差し込み、ベッドや機械も充実していて、この施設であれば、患者さんと一緒に前向きな気持ちでリハビリに取り組めると感じました。
入職して3年目の今、私が担当しているのは心臓と呼吸器、がんのリハビリテーションです。これらのリハビリは、治らない病気を受け入れながら、予後をどのように過ごしてくのかを患者さんと一緒に考え、寄り添っていくというのが特徴です。担当した当初は、リハビリに抱いていた前向きな印象とは真逆で、それをギャップとして感じてしまった事もありました。しかし、患者さんやご家族の思いを受け止め、自分に出来ることは何か?どう満足して帰ってもらえるか?を考えるようになり、今はそこに大きなやりがいを感じています。
人との関わりが好きなので、どうにかしたいという気持ちが働き、それが自ら学び、実践するという事に繋がっています。医師や多職種との関わりも重要になってくるので、病気に対する知識を身に着けるようにもしています。幸い良い先輩やリハビリテーション専門医に囲まれ、恵まれた環境で成長できていると思います。
当たり前の事かもしれませんが、現場でしか学べない事が数多くあります。その現場でより良い結果を求めるには自ら学んでいかないといけません。私はそこが面白いと感じています。働いてみて分かることが沢山あり、この病院に来ればそれを学べます。まずは見学に来てください。お待ちしています。