部活動でサッカー部に所属していました。引退試合の直前に大きな怪我をしてしまい、リハビリテーションに通う事になって理学療法士という存在を知り、興味を持ったのがきっかけです。
就職先の病院について大学の先生に相談した際に、母体の大きいところを勧められました。JA茨城県厚生連は公的医療機関として地域に根差した医療事業を展開している組織で、県内6カ所に病院を持っています。この組織であれば様々な疾患を経験できるのではと思い、実際に病院の見学にも行き、入職を決めました。
入職当初は神経内科を担当し、その後は脳神経外科、呼吸器内科を担当してきました。やっぱりリハビリといえば怪我からの回復というイメージがあって、整形外科の担当を希望していた事もあり、最初はギャップを感じていました。しかし、実際に関わっていくと、機能改善に向けての取り組みやご家族との関わりなど、多くの学びとやりがいがあり、この分野を担当できて良かったと感じています。今は主に回復期病棟の患者さんを担当しています。在宅復帰を目指す病棟なので、リハビリだけでなく、自宅の環境整備なども考えていきます。患者さんやご家族の気持ちとも向き合い、心身ともに回復した状態で退院できるよう努めています。
当院リハビリテーション部の良さとして、学術活動や資格取得に力を入れている点が挙げられます。自分も先輩方に倣い、まずは登録理学療法士の取得を目指そうと考えています。
就職先を選ぶにあたって、学生の頃は福利厚生についてはあまり考えていませんでした。しかし、実際に働いてみると、そこはとても重要で、母体が大きい組織だからこそ職員が安心して働ける環境を考えてくれる人たちが多くいて、それが安心して働ける事に繋がります。興味のある方は是非当院に見学に来てください。