小さいころから医療系の仕事に憧れを抱いていました。医療系の仕事で真っ先に頭に浮かぶ職業が看護師でしたが、患者さんと直接向き合える自信が無く、なかなか踏み切れないでいました。そんな時、進学する大学を探している際に臨床工学技士という職業があるのを知りました。機械を通して医療に貢献できるこの仕事が自分に一番向いている医療職だと感じ、この道に進みました。
当院を就職先として選んだのは、地元の総合病院で、地域医療に貢献したいという思いがあったからです。また、総合病院なので臨床工学技士の業務の幅が広く、多くの経験が積めると考えたからです。
臨床工学部の新人教育は、3年目から始まる当直業務に対応できるよう、最初の2年間で透析業務、心臓カテーテル検査業務、人工呼吸器管理の3つを集中的に学びます。3年目からはオペ室や不整脈部門などの業務にも携わり、仕事の幅を広げていきます。
機械のエラー対応でスタッフから感謝された時や、透析患者さんとの会話の中で体調の悪さに気づいて医師や看護師に対応してもらえた時、心臓カテーテル業務で医師を的確にサポートできた時などは、私も医療の現場で役に立てていると感じ、それがやりがいになっています。
今は不整脈部門でアブレーション業務などを担当しています。覚える事はまだまだあるので、目の前にある業務を一生懸命やっていき、一つひとつをしっかりと出来るよう努力しています。
就職する病院を選ぶ際に大切なのは、臨床工学技士として何をしたいか？という事だと思います。当院であれば、透析業務以外にも様々な業務があり、自分の成長に繋がると思います。大きな可能性を秘めた職種だと思うので、是非見学に来てください。
