日立市の出身です。中学3年生の時に東日本大震災により原発事故が発生し、場所が近かったことから目に見えない放射線に怯える日々を過ごしていました。当時は放射線に関する知識が無く、漠然と怖いものだと思っていましたが、高校の職業選択の授業で、診療放射線技師という仕事があり、医療の現場で放射線が使われている事を知りました。そこから興味がわき、診療放射線技師を目指しました。
病院の規模が大きい方が、検査数や質の高い医療を学べる機会が多く、経験を積みやすいと思い、地元に近い水戸協同病院を就職先に選びました。当院の診療放射線部の特徴は、充実した教育システムを構築している点です。1年目は一般撮影、1年目の後半でCT、2年目でテレビ検査、3年目でMRI、4年目でRI検査、といった流れで新人が多くの経験を積めるようプログラムが組まれています。また、教育の進捗状況も細かく管理されているので、自分の成長具合を客観的に評価する事ができます。このプログラムのお陰で、自分も無理なく成長できたと思います。
5年目を迎えた今は、新人の教育を担当しています。人に教えるという事は難しい部分もありますが、教える事で今までの知識が整理され、自分が学ぶ事も多くあると気づきました。新人の成長を見守りつつ、自分にあった専門性を見つけ、資格取得を目指していきたいと考えています。
確実に成長できる職場です。是非一度見学に来てください。