臨床検査技師を目指したのは母の勧めがあったからです。看護師の資格を持って働く母の背中を見ていたので、私も何か資格を取って働きたいと思っていました。進学先を決める際のオープンキャンパスで臨床検査技師という職業があることを知り、その仕事内容は自分に向いていると感じてこの道に進みました。
病院実以前勤めていた病院は部門の雰囲気も良く、働きやすい環境だったのですが、総合病院ではなかったため、臨床検査部の業務範囲も限られていました。せっかく資格を取ったのだから、様々な経験を積んでいきたいと思い、2020年9月に当院へ入職しました。
現在は主に尿一般検査を担当し、病的なものはないか、異常がみられないかを顕微鏡で確認し、その結果を医師に報告しています。鑑別が難しいものもあり、一人だと解決できずに難しさを感じる事もあります。一方で、そういった判断の付かない検体について上司とディスカッションをしながら答えを追求していく作業にやりがいを感じています。
部内の雰囲気もよく、わからない事があればすぐ先輩に相談できる恵まれた環境です。今後は資格取得を目標に頑張っていきたいと思います。
大きい病院は様々な部門があり、多くの症例を見る事ができます。他の部門を見学する事も可能で、自分が見つけた異形細胞を病理部門がどう捉えたのかを知ることができます。幅広い知識や視野を持ちたいと思ったら是非当院に見学に来てください。お待ちしています。