幼いころは病弱で薬に触れる機会が多く、家族も数多くの薬を服用していたため、薬が身近な存在でした。そういったなかで、血圧に使われる薬が食道アカラシアに使われるなど、薬の奥深さを知り、薬学に興味を持ったのがきっかけで薬剤師を目指すようになりました。
調剤薬局の実習で、JAとりで総合医療センターで働いていた方と出会い、そこで病院の魅力を教えてもらいました。JAとりで総合医療センターは中規模ですが総合病院なので診療科も充実しており、病院で働きたいと思っていた私にとってとても良い環境に感じました。実際に病院見学に行き、薬剤部や病棟などを見学させてもらい、雰囲気の良さに惹かれ、入職を決めました。
医師や看護師、コメディカルの多職種間で情報共有をし、お互いに協力しながら患者さんと向き合えるので、病院を選んで良かったと感じています。
入職して4年目を迎え、今は呼吸器内科、脳神経外科の病棟で病棟薬剤師として勤務しています。呼吸器内科では、肺炎の治療でステロイド薬を服用する患者さんが多くいらっしゃいます。ステロイド薬は服用を急に止めてしまうと症状が増悪してしまうため服用量を減量する際には徐々に減らしていかなければなりません。そのため入退院時の服薬指導には力を入れて対応しており、説明が上手く伝わった時や患者さんが理解してくれた時などはやりがいを感じます。
今後の目標は、他の診療科についても知識を深め、数多くの症例に触れて経験を積み、ゼネラリストな薬剤師になりたいです。
就職先を決めるにあたり、重要なポイントは雰囲気が良く活発に意見交換が行われ、コミュニケーションがしっかりと取れている職場かどうか、という事だと思います。当院は長く、楽しく、働きながら成長できる職場ですので、ぜひ見学に来てください。お待ちしています。